仲人の舘です。
愛憎が表裏一体とは言ったもので、胸に抱く感情はふとした瞬間に反転してしまいます。
思い出せないほど下らない理由で離婚した、なんて悲しい話はしかし現実に存在するのです。
実際に離婚まで発展しなくても、そこへ至る過程の感情を抱いた事のある方はかなり多いかも知れません。
より良い家庭を構築するために少々の喧嘩は必要なエッセンスですが、行き過ぎて破綻させたのでは本末転倒ですね。
前述しているように、喧嘩をする夫婦はむしろ、お互いに関心を持っているため、関係自体は悪くないと言えます。
少々過激ですが、離婚したいという思いも一時的なものなら絶対に悪とは言えません。
ただし、コミュニケーションが十分ではありませんね。
どんな原因から発展した夫婦喧嘩だとしても、途中で片方が強引に終わらせてしまうと消化不良になります。
するとネガティブな感情を抱えたまま時間が過ぎてしまい、いつしか憎悪が拡大されて離婚したい思いが芽生えてくるのです。
夫婦喧嘩自体を防ぐことは難しいですし、必ずしも悪いものではありませんから、お相手の感情の受け止め方を考えてみましょう。
お互いが主張を掲げてファイティングポーズを取れば、ゴングが鳴るのは当たり前ですね。
喧嘩している時は難しくても、翌朝はリセットをするチャンスです。
明日だ明後日だと引き延ばしていると、元々何が原因だったのかさえ思い出せなくなってしまい、同じことの繰り返しになってしまいます。
仲人の舘です。
結婚してから数十年、今まで喧嘩の一つもしたことがなくて、と話をされる方はいないでしょう。
当人達はそれを喧嘩と思っていなくても、周囲から見れば印象が違ってくるという事はよくあります。
もっとも、認識をされない時点でそれは喧嘩と呼ばないのかも知れません。
さて、元を辿れば他人同士の夫婦が異なる主張で対立するのはむしろ自然な流れです。
とは言え、お互いに引けぬ譲れぬ部分はあるもので、犬も喰わないなどと切り捨ててしまう前に少し考えてみましょう。
どういった事由にしても、夫婦喧嘩における夫の言い分というものは一貫しています。
近年でこそ男女同権やら雇用機会均等やら言われていますが、根底のどこかに男性優位の考えが潜んでいるように感じるのが正直なところです。
話を聞いてみると、俺は外で頑張って働いているんだから、お前つまり妻は家事育児を完璧にこなして然るべきという雰囲気が伝わってきます。
もちろんそれだけが根底にあるのではなく、普段あまり家の事に参加できないもどかしさもあるのでしょう。
言い換えると妻を信頼しているとなりますが、程々にしたいですね。
夫婦喧嘩の内容が家庭内の事なら、どちらの主張が正解という事はありません。
正解を見つけようとする前に、どうすれば問題が解決するかを見つけてみましょう。
仲人の舘です。
情報誌「ぱど」2015年3月20日号に全国仲人連合会・東京地区本部[日暮里駅前&荒川南千住]の広告が掲載されています。
今回は、ぱど千住・町屋エリアへの掲載です。
配布エリアの方は、私どもの結婚相談所を探してみてください。
仲人の舘です。
夫婦喧嘩をしたら仲直りをしないと、そのまま離婚なんて事になりかねません。
場合によっては、うやむやのまま解決する事もありますが、毎回その手が通じるという保証はありませんからね。
基本は謝る事で喧嘩を終わらせ、元の関係に戻る努力をします。
どんな事情があっても喧嘩という事になった以上、お互いに譲るべき部分はあるはずです。
怪我をした時に貼る絆創膏のように、夫婦喧嘩をスムーズに仲直りへと持っていく方法があれば良いのですが、そう都合よく世の中は出来ていません。
ベストな仲直り方法は夫婦ごとに異なるため、自分達で見つけていく他ないのです。
ただ、喧嘩した日は不貞寝しても翌朝起きたら素直に謝れるようになると解決は早くなります。
お相手が謝ったら自分も謝る、なんて喧嘩腰はいけません。
特に距離感の近い夫婦の関係だと、意固地になってしまうと仲直りのタイミングを掴みにくくなってしまいます。
一日や二日で気持ちの整理を付けられるのなら良いですが、運悪く出張で家を空けるような事になると問題です。
もっとも、この時はお互いに距離ができるため冷静さを取り戻すチャンスでもあります。
メールなりLINEなりを利用して、サクッと謝ってしまいましょう。
ここでも意固地になってしまうと、少し事態は深刻さの色を濃くしていくかも知れません。
仲人の舘です。
夫婦喧嘩と言うとイメージは悪そうですが、絶対悪という事もありません。
場合によっては夫婦のためになるので、思う存分本音をぶつけましょう。
互いに溜め込んでいても良い事はありませんし、伝えたい事が伝わらないままでは駄目になってしまいます。
もちろん喧嘩をした後は、なるべく早い段階で謝っておきましょう。
毎日顔を突き合わせる関係なので、謝るタイミングはいくらでもあると思われるかも知れません。
私的には、謝るためのベストなタイミングは翌朝です。
何事もなかったように一日を始めるのも良いですし、互いに「ごめん」の一言から始めるのも良いですね。
どちらかの外出が早くて顔を合わせるタイミングが無かったのなら、メールでもLINEでも何でもとにかく翌日のうちに謝っておきたいです。
毎日顔を突き合わせる関係で喧嘩したまま謝るタイミングを逸してしまうと、気まずさから冷戦状態に突入するリスクが高まります。
こうなると関係の修繕は非常に困難で、別居なんて事に発展しかねません。
たかが夫婦喧嘩などと言わず、しっかり向きあいましょう。
夫婦喧嘩において、どちらが正しいかという事は重要ではありません。
些細な事が原因なら両成敗ですし、問題に対する考え方の食い違いなら二人で解決策を講じる事が優先です。