
仲人の舘です。
世界のどこかに運命のお相手がいる、と信じることは結構ですが婚期を逃すかも知れません。
結婚とは要するに現実的な要素を集約した結果生まれる産物ですから、夢ばかり見ていてはままになりません。
縁結びに願いを託して夢を見るのと平行して、現実を見据えチャンスをモノにしましょう。
赤い糸で結ばれたお相手がわかれば良いのですが、そう都合の良い話もありませんからね。
赤い糸というと、何となく欧州の歴史から生まれた風習と感じるかもしれませんが、意外な事にルーツは日本に存在します。
目に見えるワケではないけれど、確かに惹かれ合う何かを感じたと答えるカップルも少なくありません。
文字通り運命としか言いようのないシチュエーションで出会い結ばれ、夢のような話で憧れますね。
しかしこれ、実のところ運命ではなく、縁結びの結果として実を結んだものである可能性があります。
手相が年々変化していくように、人の運命は人の行動によって変化します。
結婚したいと願い、駄目な自分を変えたいと努力する姿勢は異性の目に魅力的な姿として映るのです。
恋をする女性が美しく見える、というのは迷信ではなく実際に起こる話です。
自分でつぶさに気付く変化ではありませんが、縁結びに向かう姿勢を周りは見ています。
そういう意味で言うと、赤い糸は自力で手繰り寄せることが出来るのかも知れませんね。