
仲人の舘です。
離婚率の増加に伴って、それほど珍しいとは言われなくなったのがバツイチ、つまり離婚経験者です。
再婚に向けてのハードルも低くなりつつあり、かつてほど大仰に構える必要はないかも知れません。
ところで、このバツイチという言葉、どこから来ているか由来をご存知でしょうか。
諸説ある、かどうかはわかりませんが離婚をした際に戸籍へと記されるバツ印から来ています。
戸籍に一つバツが付けられていればバツイチ、二つならバツニとなります。
誰が言い始めたのか、由来が気になるところですが、現在ではタレントの明石家さんまさんが言い始めたという話が有力です。
自身に離婚歴があり、これを自虐的に話した際の一コマと言われています。
古くから用いられているような印象がありますが、遡ってみるとごく最近の話なのです。
バツイチの由来となっている戸籍のバツ印ですが、これは修正が手作業で行われていた時代の名残です。
今はコンピュータにて管理されており、仮に離婚してもバツ印が付けられる事はありません。
時代とともに消失していく言葉かと思いきや、語感の良さから現代でも引き継がれている言葉の一つです。
確かに、由来までは知らなくても、バツイチが何を指すのか大体のところでイメージできますね。