
仲人の舘です。
晴れて結婚することになった場合、婚姻届を提出することになりますが、人によっては結婚式や披露宴よりも緊張する場面の一つであったりします。
婚姻届を何回も提出する人も中にはいますが、基本的には、人生で一度きりのものです。
婚姻届を提出して受理されると、法律上の夫婦になれるので、これで初めてきちんとした夫婦になれると言っても過言ではありません。
提出する前は法律上では内縁関係に過ぎず、未成年の結婚の場合、婚姻届には父母の同意が必要になります。
婚姻届けは、いつでも提出できるので、二人の好きな日に提出して構いません。
結婚と婚姻届の関係で気になるのが、その効力はいつから発生するかです。
結婚式の当日を入籍日にしたい場合、婚姻届は非常に重要な意味を持ち、効力は届け出をした日になります。
戸籍法の定めるところにより、婚姻届を届け出ることで、受理された日に効力が生ずることになっています。
婚姻届の提出と結婚式のどちらを先にするかのタイミングには決まりがありませんが、不備があれば受理されないので注意しないといけません。
入籍日をこだわる人は特に注意が必要で、婚姻届に不備があると、希望通りにいかないことになります。
昔は結婚式と同じタイミングで婚姻届を提出するのが多かったのですが、最近では結婚式の前に婚姻届を提出するケースも少なくありません。