
仲人の舘です。
日本においては、法律婚による夫婦が圧倒的多数を占めているのではないでしょうか。
海外に目を向けてみると、たとえばフランスを始めとした国では事実婚の割合が増えてきます。
日本では権利の面から圧倒的に有利となるため、婚姻関係を結ぶ意思があるのであれば法律婚を選択するのが基本となるのです。
ただ、結婚のカタチの一つとして事実婚と呼ばれるものがあることを知っておいても良いでしょう。
法律婚を成立させるために必要な物は、まず婚姻届です。
芸能人カップルが婚姻届を提出、という何てことない話題で盛り上がるのは法律婚である事を強調しているのかも知れません。
単なる書類ではありますが、これを役所に届ける事により法的に結婚した事が証明されます。
正式に結婚しているため、夫婦間における権利の基本的な部分は得られたと考えて良いでしょう。
日常生活の中で、日本に住んでいると特に意識しないまま成立しているのが法律婚です。
しかし、そこに至るまでの過程には確かな行動が存在しています。
事実婚を目にする機会は多くないかも知れませんが、ニュース等で耳にすることもあるのではないでしょうか。
内縁関係、というのは要するに事実婚の事を指します。
これまで事実婚と言えば不利な条件が多かったですが、近年の法整備により少しずつ、法律婚と同等とまではいかないまでも環境が整ってきているようです。