
仲人の舘です。
金婚式や銀婚式、というものを聞いたことがあるでしょう。
結婚して何年というものを祝う言葉で、それぞれ50年と25年を表しています。
その名称にちなんだ物品を贈るのが慣習となっており、金婚式なら金を用いた何かという訳です。
多くの夫婦にとって金婚式は最終的な目標となるかも知れませんが、それより更に上の記念日が存在します。
結婚70周年ともなると、夫婦揃って無事に迎えられるケースがまず稀となりそうです。
政略結婚の風習があったとして、結婚70周年を迎えるためには古希を超えなければなりませんし、現実には早くとも90歳近くとなっているでしょう。
もちろん結婚70周年を表す言葉も存在し、ずばりプラチナ婚です。
もちろんそこで人生が幕引きという事はありませんが、一応のゴールとも言えるところです。
プラチナ婚まで行くと、当事者達よりも子や孫といった周囲が盛り上がってくるかも知れません。
寿命の事は抜きにして、結婚するからには結婚70周年を目指すくらいの気概は欲しいですね。
目指すと言っても日常的に意識するようなものではなく、毎日の積み重ねにより達成されるものです。
それだけの、途方もない時間を夫婦が共有すれば喧嘩も一つや二つでは済まないでしょう。
しかし、それでも離別する事なく添い遂げた結果が結婚70周年です。