
仲人の舘です。
当事者同士が納得していれば、それで良いかも知れませんが、お見合いには適した時間帯というものが存在します。
その時間帯から外れたから上手くいかなかった、などという事はないかも知れませんが、あえて冒険をする事もないでしょう。
まず、太陽が出ている時間なら間違いはないでしょう。
ただし、朝や夕方は論外で、必然的に昼頃が候補となります。
昼と言っても、12時頃はあまり良い時間帯とは言えないでしょう。
ちょうど食事時になってしまい、ホテルのラウンジ等をお見合いの場所に選んでも、混雑する時間帯では落ち着いて話もできません。
また、お見合いの席で食事をどうするかという話になってしまうのも良くないですね。
お見合いをするにあたって、食事は済ませておいた前提が望ましいでしょう。
そうすると、お見合いに良い時間帯というのは、昼下がりの13時や14時あたりのティータイムとなります。
程よく人が少なく、また昼食を済ませている前提で話が出来るためお見合いに集中できるでしょう。
ただ、食事が必ずしも悪いわけではなく明確な意図を持っていれば有用です。
例えば、食事作法はその人物の人となりが出る場所で、店員への態度などボロが出やすい部分を見抜くのに使えます。
もちろん、自分がお相手から見られている事にもなりますから油断できません。
しかし、お見合い相手が仮に生理的に受け付けないような人だった場合、お茶だけならまだしも、一緒に食事は辛い時間になる可能性を秘めています。
そう考えると、食事は次の機会に回し、お見合いは昼ご飯にも夜ご飯にもかからない、昼下がりのティータイムが無難といえるでしょう。