
仲人の舘です。
お見合を乗り切ったのだから、後はもう結婚へ向けて突き進むのみ、などと楽観的に考えているようでは足をすくわれます。
確かにお見合は関門ではありますが、一つ目に過ぎません。
本当に大変なのは、むしろこれからではないでしょうか。
お見合いから交際へと発展するのは、結婚オッケーというサインではなく検討しますの意味です。
およそ3回のデートで判断材料は揃うので、それまでにある程度の結果が求められます。
そもそも、いくらお相手の情報を知った上でお見合いに臨むといっても、時間にして長くとも2時間程度のものです。
それだけの時間で結婚するかどうかを決められる筈もありませんから、その後のデートが必要になります。
そして、トータルで考えてもお見合いという婚活スタイルは、一件あたりに多くの時間を掛けることができません。
3回である程度の方向性を決めるという事になるのでしょう。
表面上の取り繕いも、最初はうまくできますが、3回目ともなるとボロが出てきます。
良い意味でも悪い意味でも、その人となりが見えてくる頃なのです。
文字通りデートですから、前回と同じプランは避け異なる趣向を用意しましょう。
悪い印象を与えなくても、特別良いとも感じなければ断られてしまうのがお見合いにおけるデートです。
こつこつプラス評価を積み重ねていく以外に、解決の道はありません。