
仲人の舘です。
お見合い結婚は、出会いから結婚までの間隔が短いと、よく言われる事です。
厳密には、結婚までの間隔が短いというよりは、一つ一つのお見合いにかける時間が短いという事でしょう。
そもそも1度のお見合いで理想、もしくは十分なお相手と出会える可能性はそれほど高くありません。
どんなお相手か、情報を得てわかった上で出会う、としてもです。
3回目4回目とお見合いが続いたとしても、それは不思議な事ではありません。
お見合いの席で、即結婚を決めるような事はまずありません。
ほんの数時間程度の面会で人生の一大事を決められるものではありませんし、いくら時間が惜しいとはいえ、そこまで性急ではありませんからね。
一般的な目安としては、およそ3ヶ月といったところでしょうか。
婚姻届を提出するまでが3ヶ月ではなく、結婚を決意するまでの期間です。
デートの回数で言えば3回か4回目にあたりで、具体的な結婚に対する意識のすり合わせを始めていきます。
結婚を決意するのは、遅いと問題ですし、早いのも良くありません。
自分が良くても、お相手の反応がイマイチでは、せっかくお見合いから続いてきた関係が反古になってしまいます。
あまり冗長にならず、しかし気持ちを固めるための十分な時間を取ったとしてデート4回目までが、具体的な話を始めるおよその目安になるのです。
その時点で明確な恋愛感情がなかったとしても、関係を続けていて不快感がなければお見合いにおいてはゴーサインと取っても良いのではないでしょうか。