
仲人の舘です。
結婚は人生の一大事ですが、離婚もまた一大事でしょう。
余程のことがない限り踏みとどまるものですから、次は失敗しないようにと慎重になる事が多いです。
ところが、残念ながら離婚経験者の離婚率は低くないというデータがあります。
つまり、バツイチを経験するとバツニやバツサンに発展しやすいというのです。
失敗を糧に成功を求めるものかと思いきや、意外な結果となったでしょうか。
もちろん、数としては初婚での離婚が最も多くなるでしょう。
まず離婚しない事には、離婚経験者というものが出てきませんから。
昔に比べて離婚が身近になった、という話を聞いたことがあるかも知れませんがそれでも離婚をしないカップルの方が割合で多いです。
なぜ、離婚という大変な経験をした離婚経験者の離婚率が高くなってしまうのかという話ですが、理想と現実とのギャップが大きいのかも知れません。
どうしても上手くいっていた時期の思い出は強くなり、理想図として描かれてしまいます。
そこにばかり目を向けてしまうと、現状では不満のない状況に満足できないという事が起こるのです。
お相手が変われば求めるべき姿も変わって然るべきですから、まずは意識改革が必要かも知れません。
意識の違いを放置したままでいると、特に問題はないのに離婚率ばかり上がってしまうかも知れませんよ。