
仲人の舘です。
有名な歌の歌詞にもありましたが、生まれ育った環境が違えば価値観も違ってきます。
そんな二人が出会って結婚するのですから、どれほど相性が良くても無理が出ない方が不自然です。
どこかで生じた無理をどう解消するかが問題であり、ただ抑制すれば良いというものではありません。
過度な抑制の先に待っているのは爆発ですから、ガス抜きが必要という訳です。
お相手に理想的な結婚像を求め過ぎる事は、お相手だけでなく自分の中にも抑制するものを作ってしまいます。
あれがなければ、これさえしなければと小さな不満を積み重ねた先にあるものなど想像したくもありませんね。
色々な考え方があると踏まえた上でも、その結婚観は是正すべきでしょう。
他人同士が一つ屋根の下で生活する事は、言葉ほど簡単な話ではありません。
抑制ではなく、まずは個性をそうあるものとして捉える事が先決ではないでしょうか。
結婚は、理想を押し付けあう関係ではなく、互いに足りないものを補い合う関係だと言えます。
その点で言うと、恋愛から入るものより、お見合いから入る結婚の方が本来あるべき姿に近付きやすいでしょうか。
離婚率が低い、という裏付けされたデータもありますからね。
もちろん、どう出会ったかよりもどんな結婚生活を送っているかが大切な事は言うまでもありません。