
仲人の舘です。
縁結びを結婚前の、出会うまでに行うものと勝手に決めつけていませんか。
確かに字面通り捉えてみれば、出会っていない誰かと誰かを結び付けるもののように見えます。
ただ、どちらかと言えばその意味を持つ言葉は良縁祈願でしょう。
縁結びは、実はゴールである結婚つまり夫婦を目指したもののようです。
出会っているお相手との夫婦関係を求める、というと出会いは結婚を意図していないものになるでしょう。
結婚を意図した出会いはもちろんお見合いで、この場合だと上の意味での縁結びは用いられませんね。
ただし、お見合いをしてから結婚まで、いくら早いとは言え数ヶ月という事はありません。
諸々の準備を進めていけば、1年近くかかるのではないでしょうか。
そのスタート地点で、自分的に好感だった時に縁結びのお願いをするという事はありそうです。
いくら自分が好感でも、お相手も同じように思ってくれなければ成立しません。
しかし、お見合いの席に出てきたのであれば、必要な物はあと少しです。
結婚へ向けた条件は最初の段階でクリアしていますから、残すところは夫婦としての未来像をイメージできるかどうかでしょう。
お見合いやデートを重ねてもなお、これがイメージ出来ないとゴールはまだ先なのかも知れません。