
仲人の舘です。
一昔前なら珍しく感じたかもしれませんが、現在では国際結婚はそれほど珍しいことではありません。
統計的に言えば1クラスあたり1人は、両親のうちどちらかが外国出身という事になるようです。
実際にそういった光景を目にする事はなく、また一時期のピークに比べると減少傾向にあるものの関心は低くないでしょう。
さて、いざ国際結婚をしようとなったらお相手探しはもちろんですが、結婚ビザが欠かせません。
正しくは日本人の配偶者等という資格を得て日本で暮らせるのですが、これが俗にいう結婚ビザです。
日本人と結婚して日本に住む上で、このビザはとても重要なものとなります。
ちなみに、一度取得して終わりではなく、定期的に更新しなければならず、期間は1年と3年のものがあります。
通常ビザというと様々な制約を受けるのですが、この結婚ビザを取得できると出来る事の幅が大幅に広がるのです。
さて、それほど便利な結婚ビザならぜひとも取得しておきたいところですが、手続きは実に面倒です。
当然ながら、まず日本人と結婚している必要があり、取得できるのは外国人に限られます。
もちろん、単なる結婚という事実のみがあれば良い訳ではなく、ちゃんと収入があって生活できるか、犯罪歴はないか等の審査を受けなければなりません。
また、赤の他人である担当者に、交際歴や、二人の出会いといったプライベートな事を細かく説明しなければならないのです。