
仲人の舘です。
婚活時代…そんなタイトルの本もありましたが、少し現実世界に目を向けてみましょう。
結婚と言えば、かつては家の意向が重視されるものでした。
庶民階級にあっても無視できる事ではなく、その名残として両親への挨拶は今も残されている通過儀礼ですね。
法的に親戚関係を結ぼうと言うのですから挨拶は当然の事として、許しを請う必要は法的にはありません。
そんな体系だけ残されていますが結婚に見えざる手の介入がなくなってきた今となっては、婚活時代の言葉はピッタリ当てはまります。
婚活時代と言われるように、結婚は能動的にならなければ得難いものとなっています。
しかし、方向を間違えた積極性が結婚に繋がるはずもなく、虚しい空回りを続けるだけでしょう。
例えば結婚観、結婚に対する意識なのですが、時代と逆行していませんか。
よく見られる専業主婦志望という意見ですが、その裏を見てみると楽をしたいという思惑も見えてきます。
それはともかくとして、男性は女性にも稼いで欲しいと考える傾向にあります。
一方で男性はといえば、女性にも経済的に活躍して欲しいと思っている反面で、家事に対する依存度が高いです。
共働きなのだから家事を分担するのは当然と言いながら、ゴミ出し、皿洗い程度しか考えていない男性は多いのではないでしょうか。
料理の一つも作れて、掃除洗濯とこなせないようでは、現代の婚活時代を生き抜くのは難しいかもしれませんね。