
仲人の舘です。
結婚のご祝儀袋については、筆記具は毛筆や筆ペンを用いるのがマナーで、表書きは筆文字がいいでしょう。
また、受付係の人や新郎新婦に読んでもらいやすいよう、楷書体ではっきり記入することを忘れてはいけません。
中袋まですべて筆文字だと一番いいのですが、そこまでするのは大変なので、濃い黒字なら、サインペンでもかまいません。
結婚のご祝儀袋に表書きする時は、「寿」、「御祝」、「御結婚御祝」などと書くのですが、祝御結婚にするより、御結婚御祝の5文字の方がよく、スマートに見えます。
そして、贈り主の名前は、やや小さめに書くことです。
友人や後輩などの結婚式に出席する場合、祝儀袋の色は白が基本になりますが、親しい友人や後輩の結婚式へ出席する場合は、カラフルな色のご祝儀袋でもかまいません。
結婚のご祝儀をする時は、包むお金は必ず新札を用いるので、早めに用意しておくことです。
新札の用意を忘れた場合は、アイロンでお札のしわをのばすか、会場のフロントで新札に替えてもらうかで対応すると良いです。
結婚のご祝儀を手渡すときには、中身がわからないようにして渡すのがマナーなので、奉書紙で中包みして、上包みをし、水引をかけて熨斗を添えましょう。
祝儀を複数連名で贈る場合は、目上の人を右から順にフルネームで記入していきます。