仲人の舘です。
結婚の想像というのは、独身者なら誰もが経験することでしょうが、結婚前の想像と結婚後の現実はかなり違います。
そのため、結婚の想像をした際、結婚後の彼との生活をうまく想像できないと結婚に中々踏み出せなくなります。
長い人生をともに歩むイメージを結婚の想像でしっかり持つことができないと、本当に自分の結婚相手はこの人でいいのかと不安になってしまいます。
しかし、いくら良い結婚生活を想像できたとしても、その通りにいくとは限りません。
実際に結婚してみると想像とは裏腹に、自分は専業主婦には向いていなかったということもあります。
結婚したら働かなくてもいいと彼から言われ、結婚と同時に寿退社したものの、悠々自適な主婦生活が待っているわけではありません。
結局、家の中にずっといることに飽きてしまい、復職してしまったという人も少なくありません。
逆に、結婚前から同棲していた人は、結婚の想像として結婚後は何も変わらないと思っていたのに、妻としての自覚が芽生えて、きちんと料理をするようになった例もあります。
妻としての意識が生まれたわけで、試行錯誤しながらもきちんと料理するようになり、結果的に毎日主人の喜ぶ顔を見るのが幸せになったという人もいます。
結婚の想像というのは、現実とは違い、取るに足らないものなのです。