
仲人の舘です。
バツイチというのは、離婚経験があることで付けられる名称ですが、バツイチという名前は戸籍の用紙にバツがつくというところからきています。
結婚は籍に入ることが証明になり、それが証としての証拠になります。
しかし、結婚生活の中でお互いの気持ちが離れたり性格が合わなかったりすると、籍を解消して離婚することになります。
離婚する上で書類上の手続きがあるのは仕方のないことで、それは法律で決められています。
バツイチというのは離婚した人につけられるものですが、最近ではマルイチという言葉が登場しています。
マルイチの意味するところは、離婚することによってお互いの苦痛がなくなるところから来ています。
つまり心という所に焦点を当てると、離婚はバツイチではなく、マルイチということが言えるのです。
結婚生活が苦痛だと精神的なストレスは身体までをも蝕んでしまいますが、離婚することでその病から抜け出すことが出来ます。
新たな一歩を歩み出すという意味では離婚は決して悪いものではなく、むしろ良いこととも考えられます。
離婚を経験すると自身もたくさんの学びと成長があり、人間としても大きくなれることもあるので、離婚はバツイチではなくマルイチなのです。
離婚して良かったと思えるなら、それはバツイチをマルイチに変えたことになります。