
仲人の舘です。
リアルな会話がえぐいと評判の東京タラレバ娘は、漫画が原作の作品です。
放送開始前には、そのキャスティングや設定変更で物議を醸しましたが、いざ始まってしまえば好調と言える数字でしょう。
人気を支えているのは、原作ファンはもちろんとして倫子をはじめとした3人のタラレバ娘に共感できる世代かもしれません。
3人にとってえぐい会話という事で視聴すればダメージを受ける事は必至ですが、それでも見たくなるようです。
漫画のレビューからして、東京タラレバ娘はひどい作品だけど読んじゃうといったものが多く見られました。
ひどいというのは、字面通りの意味ではなく特定の人間とって耳が痛い展開を指してのものでしょう。
3人のグダグダしたタラレバ話はもちろん、事あるごとに現れるKEYの言葉がまたえぐいのです。
恐怖を覚えるのは3人と同世代の女性だけでなく、20代の男女の心にも響いているようですね。
「あんたらの歳だとチャンスがピンチなんだよ」というのはKEYが倫子に対して言った言葉ですが誰にでも当てはまるものでしょう。
倫子のピンチをチャンスに変える、という発言に対するKEYの返しでしたが、これに反応する方は多いでしょう。
現実社会でもピンチをチャンスにできるのは若い時くらいで、キャリアを積めば出来て当然なのです。
まあ、一見するとえぐい話のオンパレードですがタラレバ娘はタラレバを通して核心を突いてくるので今の自分を見つめ直すキッカケにもなりそうですね。