
仲人の舘です。
東京タラレバ娘の4巻は、倫子のイケメン彼氏である奥田が色々と注文をつけてくるようになり、不安になるという展開です。
髪型を強要してくる倫子の彼氏に対して、香と小雪は彼に合わせない倫子の方がワガママだとたしなめるのですが、倫子はどうしても違和感を感じます。
結局、彼のゴリ押しに耐えられなくなった倫子は別れを告げることになり、逃げに走った恋愛は成果なしという結果に終わってしまうのです。
その後、途方に暮れていた倫子ですが、KEYが倫子に仕事を与える橋渡し役をすることで、仕事へのやる気を取り戻します。
KEYが倫子につきまとうのは、倫子のことが好きなのではないかと香と小雪は言うのですが、倫子からは結論が出ません。
それから、倫子はKEYと一緒にご飯に行くのですが、KEYはいつも3人で女子会をしている倫子を揶揄し、俺はあんたと恋愛できないとまで言われてしまいます。
年齢的にアラサー女子となると、出会いや結婚を意識する傾向にあり、4巻を見ると別れるまでの苦悩ぶりが伺えます。
我慢しても自分が結局苦労するだけの恋愛は成就しにくいので、倫子の判断は正しかったと言えますが、恋愛がダメだから仕事に逃げるというのもいただけませんね。
恋愛がダメでも仕事が復活すれば良いとする考えは、結局は逃げにつながり、こうした行動では結婚は遠のいていくばかりです。