
仲人の舘です。
結婚の儀式というと何となく古臭く感じてしまいますが、日本では昔からの古き良き習慣として根付いています。
まず参列者入堂があり、これは結婚式の定刻五分から十分くらい前に親族や参列者が入堂して着席し、新郎新婦の入堂を静かに待つというものです。
特に深い意味を持つ儀式ではないのですが、厳かな雰囲気作りに一役買っていて、心地よい緊張感があるものです。
結婚の儀式でメインと言えば、新郎新婦入堂で、ウエディングマーチに変わると同時に新郎が入堂して新婦の入堂を待ちます。
新婦が父親と一緒にバージンロードをゆっくりと進む姿は本当に感動的で、結婚式の何とも言えない重みを感じさせる場面です。
讃美歌があってみんなで合唱し、聖書を朗読して祈祷を捧げるのも素晴らしい結婚の儀式で、オルガンに合わせて参列者一同が祝福の讃美歌を合唱する姿は実に美しいです。
その後、一同着席のまま黙祷し、次に結婚の誓いが述べられます。
二人の誓約式では、結婚の誓いをするために神様と参列者の前で夫婦となることを誓うのですが、この光景はまさに最高の儀式と言えるでしょう。
ほかにも、結婚指輪の交換や結婚宣言などの儀式がありますが、いずれも厳粛な雰囲気の中、執り行われ、結婚式を盛り上げてくれます。
こうして見ると、結婚の儀式はやはりなくてはならないものと言えるでしょう。