
仲人の舘です。
別居と聞くと、何やら不穏な空気を感じてしまうかもしれませんね。
それこそ離婚一歩手前のような、ぎりぎりの状況を連想させます。
しかし、結婚している男女が別居しているからと言って、必ずしも不仲という訳ではありません。
単身赴任のケースがありますし、最近では別居婚というのも珍しいものではないでしょう。
子供がいる時と、いない時とでまた状況は違ってくるのですが、別居婚によりいくつかのメリットが得られます。
まず大きいのは、お互い自分の時間を多く取れるという点でしょう。
結婚して一つの家に住むと、どうしても基本は家族の時間という事になり、自分のために使える時間が限られてしまいます。
常に一緒にいないので関係がマンネリ化せず、交際時の新鮮な感覚のまま過ごせるというメリットもあるでしょう。
当然ながら生活費は倍近くかかるデメリットがあり、身内を納得させるのにも骨が折れます。
珍しいものではなくなってきたとは言え、件数としては多くありませんから、理解を得られるかどうかは微妙なラインです。
別居婚だからといって、自分の事にばかりかまけていないで、お相手の事も考え連絡は密に取りましょう。
結婚しているのだから、などという不確かな根拠にあぐらをかいてはいけません。
将来的にもずっと別居状態を継続するのか、結婚した時からよく話し合っておきたいものです。