
仲人の舘です。
結婚すると、男女は夫婦と言う関係になりますが、元々は赤の他人の男と女です。
誰も別れる前提で結婚する人はいませんが、夫婦生活が上手くいかなくなって離婚する人もいます。
結婚して夫婦になると共同事業になるので、上手くいくか、上手くいかないかは非常に微妙ですが、その分岐点はどこにあるのでしょう。
初婚で結婚が失敗だったと言う人は、全体の24.3%を占めていて、男性が22.7%、女性が26.0%というデータがあります。
このデータから、女性のほうが失敗だったと思っている人が少し多いようです。
結婚して夫婦になったことが成功だったと思っている人は、一緒にいて安心で、お相手に対して愛情を感じたと回答している人が多いです。
このことから、男女共に精神的な充足を求めていることがわかります。
失敗したと答えた人は、お相手に迫られてと答えている人が、成功した人よりも割合が多いので、心理的な合意形成が夫婦円満のカギを握っていると言えそうです。
最近は、情緒的つながりを求める人が増加傾向にあるので、愛情やコミュニケーションを大事にすれば、結婚後、夫婦生活が上手くいくか可能性が大きくなります。
夫婦関係で大事なのは、夫は妻との会話量、妻は夫と一緒に趣味を楽しんだ回数という研究結果があり、多いほど結婚の満足度が高くなるようですね。
ただし、何十年も一緒にいると新鮮さがなくなるので、夫婦はある程度の距離感が必要となるでしょう。