
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
最近では「仲人」という言葉を知らない人も増えてきました。
私の仕事はずばり仲人ですが、すぐにイメージができるよう「結婚相談所」と名乗る場面も多くなっています。
それでは、仲人とは何をする人でしょう?
仲人とは、男女の間で結婚の仲立ちをする人を指し、披露宴では媒酌人が2人の仲立ちをするのが普通です。
ただ場合によっては仲人がお見合い、結納、結婚式、披露宴のすべての場を担うこともあるので、媒酌人と同じように理解されることが多いです。
媒酌人は結婚式の立会人で結婚を列席者に報告する役割があり、披露宴で新郎新婦の紹介をしたり式の報告をします。
仲人との違いは、式当日に特化しているところで、仲人を立てる場合は仲人が媒酌人の役割を行います。
仲人とは、婚約から結婚までを取り仕切ると同時に、両家の間をとりもつ役割があります。
昔から仲人は親も同然といわれるくらい影響力が強く、縁談から結納、挙式、披露宴、結婚式の後まで相談に乗る重要な存在です。
仲人をお願いする場合は、結婚する2人に関係の深い夫婦にお願いするのが普通なので、一般的には職場の上司や学校の恩師などに依頼します。
お願いする時は最低でも式の3か月前までに声をかけ、仲人の都合を聞いて式や結納の日取りを決めるのがマナーです。
最近は仲人なしのスタイルで結婚する人が多くなっていますが、仲人は初めての結婚生活において精神的な支えになることは間違いないでしょう。
第三者として結婚生活へのアドバイスもしてくれるので、非常に有り難い存在です。
今の時代の仲人と言えば結婚相談所のスタッフで、お見合いをセッティングして婚約に至るまでしっかり世話をしてくれる人を指します。
そういった意味での現代の仲人は、完全な裏方になっています。
結婚式においても二人の知り合ったきっかけは?と聞かれて、「共通の知人の紹介で」と仲人の存在は出てきません。
私たち仲人はそれで良いのです。