
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
ゼクシィ結婚トレンド調査(2016首都圏)によると「結婚式で仲人(媒酌人)を立てた人」の割合は全体の0.7%という結果でした。
それでも、媒酌人は円滑な結婚をサポートしてくれる存在です。
もし媒酌人をお願いする場合は、どんな人を選べばよいのか悩みますよね。
基本的に媒酌人を選ぶ時は、新郎新婦の二人をよく知る夫婦にお願いするのが一般的です。
周囲からの人望が厚く、社会的に信頼がおける人が媒酌人にふさわしいので、ほとんどの場合は職場の上司や学校の恩師などに頼むケースが多いでしょう。
大切なのは、夫婦仲が円満で自分たちが目標にしたいと思えるような人を媒酌人に選ぶことです。
媒酌人を選ぶ場合、夫婦ともに多忙すぎる人だと、打合せや相談がしにくいので、その辺りのことも考慮しておく必要があります。
少なくとも挙式の3~6ヶ月前にはお願いに上がるのが普通で、迷惑にならない依頼のタイミングを忘れてはいけません。
最初は手紙か電話で媒酌人の依頼を打診し、了解を得たら自宅に二人で正式なお願いに伺います。
媒酌人の選び方には特に決まりはないのですが、両家が納得できるような人を選びたいものです。
社会的に信頼があって、円満で末永くお付き合いできる夫婦を媒酌人に選ぶようにしましょう。
できれば結婚後も相談に乗ってくれる人が良いので、二人をよく知っていて理想とする信頼できる夫婦が一番です。
会社の上司や先輩、学生時代の恩師や先輩、親戚や親の知人など、自分たちより年長の夫婦が媒酌人選びの目安になります。
終身雇用制が崩れて上司の顔を立てる必要がない人が多くなってきました。
そして結婚式の形式にこだわらない人も多くなりました。
媒酌人が結婚式で行っていた、お二人のプロフィールや馴れ初めの紹介も、現在では司会者が行うことが一般的です。
それでも媒酌人を立てるかどうかは、地域性やご両親や親戚の意向もありますので、お二人のご両親ときちんと話し合って決めていくのがベストだと思います。