
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
出会いの第一歩たるお見合いですが、成功するか失敗するかは当日の行動にかかっています。
非の打ち所のない経歴を引っさげて、お見合いに臨んだとしても、その後が続かないことは珍しくありません。
それほどまでに重要なイベントですから、しっかりポイントを把握して臨みたいものです。
時間をかけて、とにかく良いところをアピール、という気持ちはわからなくもないのですが、それではダメです。
初対面のお見合いは、とにかくフィーリング合わせの場と考えましょう。
そのお見合いを受ける時点で、結婚に対してそれなりの考えは持っているものと思われます。
その考えが正しいのか間違っているのか、それを判断するのがお見合いです。
だらだら時間をかけても仕方ありませんし、1時間から長くとも2時間で終えるのが良いでしょう。
ぐいぐいお相手を引っ張るのが苦手だとしても、お見合いの場くらいは男性が仕切ってみせたいです。
私どもの結婚相談所では、お見合いの席の支払いは各自払いと決まっています。
食事やアルコールではなく、ホテルのラウンジでお茶程度が一般的です。
時間をかけない方が良い理由はお金のことだけではなく、むしろこちらが主たる要因ですが、可能な限りポジティブな印象だけをお相手に与えたいです。
長丁場になるとボロが出やすいですし、たとえボロが出たとしても、最初の出会いよりも二度目三度目の方がネガティブな印象は小さく済みます。
初対面の人とお話をするのは多少なりとも疲れます。
それが長い時間ですと、お見合いが終わった後で、疲れた印象が大きく残ります。
お見合いは、もう少し話したいと思うくらい、物足りない程度がちょうど良いです。
次につなげるステップだと捉えてください。