
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
離婚を検討している人や、協議中の人は、離婚後の人生を長期的なスパンでイメージしていく必要があります。
近年は若くして離婚する人が増えていて、平均年齢は30代なので、多くは離婚後の人生が長いことになります。
何年かしてから、こんな人生になるはずではなかったと後悔しないよう、再婚の手続きについてもしっかり勉強しておくことが大事です。
離婚後の人生は、バツイチ独身として生きて行くのか、再婚して新たに伴侶を得るのかで大きく変わってきます。
再婚する場合、知っておきたいのが手続きで、法律のことを少しでも知っておくと、再婚の手続きで不安が少なくなります。
元夫は子供にとっては実の父であり、実の父が亡くなったときには子供に相続が発生するので、大事なのは相続のことです。
元夫に借金があれば、借金が相続されてしまう恐れがあり、再婚相手の人と子供が養子縁組の手続きをしていても関係ありません。
元夫の遺産が借金だけなら、子供に相続放棄の手続きをさせるようにすることですね。
再婚の際に気になるのが養子縁組の手続きですが、再婚したからといって必ずしなければならないことはないです。
養子縁組の承諾は子供が15歳未満の場合は親権者が行ない、15歳になると届出人は本人になります。
子連れで再婚するときの手続きは、まず婚姻届を提出しますが、戸籍には子供だけが取り残された状態になるので、養子縁組の手続きをする場合は届出を提出します。
詳しくは、無料で法律相談をしてくれる市区町村がほとんどですので、お住まいの役所で聞いてみてください。
役所のどこの課で聞いたら良いかわからない場合は、代表に電話して内容を伝えれば担当の課に回してくれます。