
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
今はもう、仲人を用意しないで結婚式を迎えるカップルが多いようです。
そもそも仲人と言えば縁談を持ってくるところから始まりますから、今は結婚相談所でいうところの仲人以外は、出番そのものがないかもしれません。
結納の段取りを付けたり結婚式の進行役を務めたり、かなり忙しいのです。
これを限りなく簡略化した雇われ仲人は、正しくは媒酌人と呼ばれるものですね。
本来の仲人が担っていた役割の一つ、結婚式や披露宴を取り仕切るのが媒酌人です。
つまり、仲人が媒酌人の役割を担うことはありますが、逆はありえません。
ところで、仲人と媒酌人ですが、誰に頼むのが良いでしょうか。
一般的には地位のある人に頼むもので、たとえば職場の上司や学生時代の恩師などで既婚者が望ましいです。
新郎側から選ぶことが多いですが、新婦側から選んでも問題ありません。
媒酌人、つまり頼まれ仲人の立場でも仕事は多くて大変ですから依頼するときは心しましょう。
電話で、ではなく家に訪ねてお願いするみとになります。
しかし、いきなり押しかけても迷惑ですから最初に電話なり手紙で依頼する旨を伝えておきましょう。
仲人としてスピーチをしなければなりませんから、その準備に使う時間が必要なので、3ヶ月以上の余裕をもって頼みましょう。