
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚する際には新しく戸籍を編製しますが、離婚時には元の籍に戻ります。
離婚して再婚するからと言って何かが変わる訳ではなく、初婚のときと手続きは大体同じです。
ただし戸籍の筆頭者、多くは夫となる人ですが、この人は元の戸籍に戻らず婚姻時に作った戸籍に残ります。
一方で新たに作った戸籍から抜ける人、多くの場合で妻となる人にはいくつかの選択肢が生じます。
元の戸籍に戻るという基本的な選択肢に加え、新しい戸籍に入るという選択肢があるのです。
元の戸籍というのは両親の戸籍ですから、死亡している場合には戻ることができませんからね。
新しい戸籍に入るときには、元の姓を使うか婚姻時の姓を使うかを決めることができます。
ここまではとくに難しい話でもないのですが、それが再婚となると少し複雑な話になるのです。
一度結婚して離婚した場合には、少なからず戸籍に動きが見られます。
筆頭者だった場合には婚姻時の戸籍を持つことになり、そうでない場合にも元に戻るだけでなく新たに作るという選択肢があります。
新たに作った戸籍を持っていて、再婚時にお相手が自分の姓を名乗る場合には何も動きません。
初婚の場合は、どちらの姓を名乗ろうとも双方共に今の戸籍を必ず抜けます。
戸籍というのは、そもそも親と子という単位のみを想定されたものなのです。