
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚式にも流行というものがあり、時代によってさまざまな様相を呈しています。
最近では従来のような式を簡略化し、パーティ型式で気軽に参加できるスタイルが人気のようです。
もちろん、結婚式としてのテンプレートを守ったものも多く、昔から変わらない演出も多いです。
たとえば新郎新婦入場という序盤にして大いに盛り上がるシーンで流れる曲と言えば、今も昔も結婚行進曲が鉄板でしょう。
結婚行進曲として有名なものは、メンデルスゾーンにより作曲されたものではないでしょうか。
冒頭から印象的なメロディが続き、間もなく盛り上がりは最高潮を迎えます。
タイトルこそ結婚行進曲とは異なりますが、ワーグナーにより作曲された婚礼の合唱もまた有名ですね。
流行の曲を使用する機会も増えているので、うまく組み合わせて一生の記憶に残る式にしたいものです。
定番中の定番と言える結婚行進曲ですが、とりわけワーグナー作曲の方は人によって嫌う傾向があるので注意が必要かもしれません。
同曲は元々オペラのローエングリンの中で使用されており、この話の結末が悲劇的なのです。
実際に曲が使用されるシーンでは、結婚行進曲の肩書に相応しい場面なのですが、そういった由来から海外では用いられることが稀です。
日本ではあまり気にする必要のない話かもしれませんが、知識として覚えておいても良いでしょう。