
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
現在の日本では、結婚をしたカップルは互いにどちらかの姓へと名を変えることを求められます。
それまでの人生を喪失する気分を味わうこともあるようですが、結婚した実感を得る大きな部分です。
さて、日本で苗字だけとはいえ名を変えるということは想像以上に大変な行為です。
公的な記録はもちろん、周囲への公表も忘れてはいけません。
公的な記録と言えば、免許証やパスポートといった身分証明にも繋がるものの扱いについてご存知でしょうか。
結婚して新婚旅行へと向かうカップルなら、パスポートは欠かせないアイテムです。
ただ、このときに使用するパスポートは、旧姓のままで良いのか、更新したもので良いのか、わからないと不安ですね。
ちなみに、結婚することが確定していても、入籍前から結婚後の姓でパスポートを申請することはできません。
少々ややこしいのですが、パスポートの記載で重要なのは航空券と氏名が一致しているかどうかです。
結婚したことで姓が変更されていても、航空券を旧姓時代に取得しているならパスポートは旧姓のもので問題なく使用できます。
逆に言うと、新たな姓が記載されたパスポートと旧姓時代に取得した旅行券との組み合わせは使用できないのですが、これはとくに問題ないでしょう。
そもそも、パスポートは欲しいといって、すぐに発行されるものではありません。
詳しくは、外務省のホームペーから住民登録をしている各都道府県の窓口を調べてお問い合わせください。