
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
バツイチという言葉は、人をバツ呼ばわりする表現なので、この言葉は葬られるべきと主張する人がいます。
否定的な意見が多いのは事実で、実際バツイチと言われて決まりの悪さを覚えた離婚経験者も少なくないでしょう。
この話題が議論となったのは、2016年の女性向け掲示板サイトに寄せられた投稿がきっかけでした。
離婚経験者をバツイチと表現するのは、馬鹿にしているみたいで嫌という理由で、投稿した人は離婚した友達には決してバツイチと言わず、離婚歴があると表現するそうです。
バツイチは人の尊厳をあまりにも無視している言葉なので、葬られるべきだと訴えました。
この投稿には350件以上のコメントが寄せられたのですが、意外にも投稿者への反対意見が多かったです。
その理由はバツイチと言った方が深刻度が下がり、離婚歴があると言うとむしろ大変だったなという印象を受けるというものでした。
離婚経験ありの人からも、離婚歴があると言う重い感じの言われ方をされるよりも、バツイチの方がいいとの指摘が出ています。
バツイチという言葉の捉え方はさまざまですが、やはりネガテイブとする意見も少なくありません。
そうした中、最近は離婚後の再婚に対するイメージを前向きにするため、マルニ婚という言葉が生まれています。
再婚のことをマルニ婚と呼ぶと、カップルの気持ちがポジティブになる感覚があるようですね。
結婚相談所では一般的に婚歴の有無で表現され、結婚の回数や生別・死別の区別などは表記しない傾向になってきています。
仲人の舘も婚歴の有無だけで十分だと考えていますし、離婚経験ありの立場からでもバツイチの言い方に対しても肯定的です。