
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚にはいろいろな形があり、お相手が結婚で束縛されるのを嫌う場合、別居婚という形があります。
夫婦が同居しないまま籍を入れる形を別居婚と言い、婚姻届を提出して戸籍を1つにするものの、一緒には住まないというものです。
具体的には同じマンションに2つの部屋を借りたり、近所に住んで週末だけ会うなどの形です。
結婚と別居と言うと相反するように思いますが、別居でも夫婦関係が円満な人はたくさんいます。
別居婚はお互いが自由な時間を維持できるので、いつまでも新鮮な関係を続けることができるメリットがあります。
自分の自由を失わずに済み、たとえば寝る時間や起きる時間、食事の時間などはすべて自由で決めることが可能です。
お相手に合わせる必要がないので、結婚しても自由気ままに生活することができます。
結婚して別居という形をとると、仕事や趣味にも集中しやすいです。
お相手に束縛されない分、集中することができるので、自宅で仕事をしている人にとっては良い環境と言えます。
このように別居婚には、通常の結婚にはないメリットがありますが、お相手への気持ちが冷めたらそこで終わってしまうリスクもあります。
自分達が会おうと思わない限りは会わない形なので、お相手への気持ちが冷めてしまったら、その時点で夫婦関係は終了です。
そのため結婚して別居の形をとるなら、同居婚以上にお互いを思いやって、夫婦関係を続けていく覚悟が必要になります。
夫婦の数だけ夫婦の形があり、お互いが良ければ何でもありということですね。