
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚届は結婚を決めた二人の最初の法的なステップなので、事前に決めた入籍日に提出できるよう正しい届け方を知っておきたいものです。
届出書が受理された日から法律上の効力が発生する結婚届は、その場で受理されると基本的には提出した日が入籍日になります。
結婚届を提出するために必要なものは、全国の役所や出張所などに行けば簡単に入手することができます。
記入に際しては見本が用意されているので、見本の内容をしっかり確認しておくと入力の不備を防ぐことができますよ。
念のため、書き間違えたときのために予備の用紙をもらっておきましょう。
戸籍の内容すべてが記載された戸籍謄本も必要な書類で、これは戸籍に入っている全員の身分事項を証明するものです。
婚姻届提出の際には本人確認書類も必要で、氏名や住所、生年月日などが記載された運転免許証やパスポート、マイナンバーカードや健康保険証などを用意する必要があります。
公的文書なのでお二人の印鑑も必要ですが、銀行印や実印など登録した印鑑でなくても大丈夫です。
注意すべきなのは、証人2名の署名と捺印が必要になることです。
親や仲人、友人や兄弟など、証人は20歳以上の人なら誰でも問題ないのですが、署名と捺印を行ってもらわないといけないのであらかじめお願いしておきましょう。
仲人の舘も証人を頼まれることがあります。
最終的には、全部で4人の署名捺印が必要になります。
誰かが間違えたときの予備のために、今まで最高で5枚に署名捺印をしたことがあります。