
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
小田急小田原線の経堂駅から歩いて3、4分ほどのところにある、経堂農大通り商店街にパクチーハウス東京というお店がありました。
過去形なのは、実は2018年3月10日をもって、惜しまれながら閉店したのです。
すべてのメニューにパクチーが使われていた当時は珍しいパクチー料理専門店で、相席推奨というのがこのお店のこだわりでした。
経営していたのは株式会社旅と平和の代表取締役の佐谷社長で、2007年にオープンしました。
パクチーハウス東京は相席を推奨していた飲食店で、友達同士で来店したら別のグループと同じテーブルに着くなんてことがよくありました。
ユニークな料理を提供していたので、席を共にした別のグループの注文が気になって、それをきっかけに話に花が咲くことも多かったようです。
ここのお店のパーティーがきっかけで知り合った人同士が会社を興したこともあり、交流する飲食店として話題になっていました。
相席店の元祖かもしれませんね。
パクチーハウスは交流する飲食店というのがコンセプトなので、相席を推奨していて、貸し切りにしないのがポリシーでした。
すべての人に開かれた立ち飲みスペースは独特で、パーティーの開催は交流を主目的にデザインされていました。
席がすべて相席なのは、かつて世界中を旅していたオーナーが食堂で相席になって見知らぬ人と知り合う楽しさを体験したからのようです。
来店した人は、必ず他のお客さんと知り合える仕組みになっていて、必ず対面で座るよう相席を意識してお客さんを案内します。
テーブルは一般的な4人席よりも広いので、距離があって会話は弾みやすかったそうです。
パクチーハウス東京は閉店のその日まで満員御礼でした。
佐谷社長いわく、パクチーハウスは「店舗」から「プロジェクト」に移行したそうです。
佐竹社長のInstagramより「パクチーハウスは約89㎡の店舗から、世界に飛躍。常識やしがらみ、枠にとらわれず、PAXi(旅と平和)のために邁進して行きましょう!」
格好いいですね。