
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
日本には、日頃から贈り物を贈り合う慣習があります。
もちろん何か特別な事柄に対して行われるものですが、結婚ともなれば内外から多くの祝いの品が届くことでしょう。
内祝いとは、文字通り内輪でのお祝いを指す言葉でしたが、今では何らかのお祝いに対するお返しという意味合いで使われることが多いですね。
お祝いに対するお返しということになれば、現代の内祝いは身内に限られた話ではないでしょう。
結婚式はご祝儀を多くの方からいただくことになり、さぞや多くの内祝いが必要かと思いきやそうではありません。
そもそも結婚式に出席していただいた方に向けては、引き出物という形でのお返しがされます。
昔はもらって困るようなものが引き出物に選ばれることもありましたが、最近はカタログギフトなど実用性の高いものが選ばれるようです。
では一体、結婚と内祝いがどう結びつくのかと言うと、たとえば都合により結婚式に出席できなかった人からご祝儀が届くことがあります。
さて、ここで内祝いの登場となりますが、額が多ければ良いというものではありません。
多くてもご祝儀の半額程度、目上の人から多めにいただいた場合には3割程度というのが目安になっています。
この辺りは不文律ともいえるので、無難に従っておくと余計な波風を立てずに済みます。
結婚式に出席できなかった人のご祝儀が多くなると、内祝いも当然多くなってきます。
お祝いをいただく側としてはお返しを考えると、品物よりやはり現金が嬉しいですね。