
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚するにあたって必要な手続きと言えば実に簡単なもので、役所へ婚姻届を提出するくらいのことでしょう。
結納やら披露宴やらは、やることかもしれませんが、やらなければならないことではありません。
再婚でも自分だけならさほど悩むことはないでしょうが、子供がいれば話は別です。
とりわけ戸籍関係のものは無視できない話で、大きくわけると養子にするしないかをまず選択することになります。
別に、養子縁組をしなくても再婚して一緒に生活することはできるのですが、新たな親となる人に扶養義務が発生しません。
相続権も得られないため、積極的に養子縁組して良いと思えるでしょうが、当然デメリットもあります。
養子縁組をすれば養親に扶養義務が発生するため、別れた実親からの養育費が減額される可能性があるのです。
もっとも、養育費の支払いに関しては正常に支払われないことの方が圧倒的に多いそうなので、実際のところあまり気にならないのかもしれません。
再婚するときに必要となる手続きは、何も戸籍まわりだけではありません。
たとえば児童扶養手当などは、再婚することにより受給資格を失うために手続きして情報を更新する必要があるのです。
子供に対する手当のすべてを喪失するわけではなく、児童手当などは継続して受給可能ですが、苗字が変われば当然それに関する情報更新が欠かせません。
苗字が変わることによる手続きは、子供だけでなく自分にも起こり得る話ですね。
戸籍や手当に関することは役所で詳しく教えてくれますので確認してみると良いでしょう。