
結婚に一番近くて遠い女というドラマが、2015年に日本テレビ系列で放送されていました。
このドラマは単発スペシャルテレビドラマで、金曜ロードショーで放送されていた特別ドラマです。
タレントのイモトアヤコさん主演によるスペシャルドラマで、器量が悪いせいで自分の恋愛は諦めているウェディングプランナーのすみれの人生を描いています。
超美男子の新社長である城田優さんが演じる宗一郎の指導係になったすみれは、彼の底なしの優しさに触れていくうちに惹かれていくのです。
女性は器量が悪いと美人の2つで人生を大きく左右されますが、歩く道筋の幸不幸は誰にもわからないものです。
結婚に一番近くて遠い女のヒロインは器量が悪いのカテゴリーに入り、幼少期から外見のコンプレックスを抱えていました。
しかし他人の幸せのために持ち前の陽気さで、結婚式場を奔走するすみれを見ていると、ほのぼのとした彼女の可愛らしさを感じずにはいれません。
器量が悪い女のせいで自分の恋愛は諦めているのですが、その分たくさんの人を笑顔にするために賢明に働く姿は胸を打ちます。
器量が悪い女だと言った側はたった一言ですが、言われた側は一生の一言になり、いつまでも自分に自信を持てずに傷の痛みに気付かないフリをするしかないです。
人は外見じゃないと言いながら世の中は外見で判断し、判断されることは事実として存在します。
人はどうやって幸せを掴めばいいのか、幸せとは何なのかを考えさせてくれるドラマでした。