
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
最近は女性の社会進出に伴って、非婚化や晩婚化が進みつつあるので、年々結婚する人の年齢は上がってきています。
結婚の年齢は法律では男性が18歳以上、女性が16歳以上ですが、2022年4月1日から男女共に18歳以上でないと婚姻関係を結ぶことが認められないことになりました。
女性の社会進出が広まる中、初婚年齢は年々上昇していて、平均は男性が31.1歳、女性が29.4歳です。
また時代の変化に伴って初婚年齢が上昇するだけでなく、婚姻件数自体も減少傾向にあります。
結婚の年齢が上昇している最大の要因は経済的な問題で、実際に1世帯当たりの平均所得は年々減少しています。
平均所得以下の世帯比率は6割にもおよんでいて、年収水準が低い男性が相対的に増えているので、片方の所得だけでは生活を維持するのが難しくなっているのです。
若い世代における経済的な不安は子育てにも影響し、経済的な理由から子どもを望まない女性も増加しています。
経済的に苦しい状態が予想されることから、子育てを考えているのなら結婚して生活するのが大変だということになります。
収入によっては自由にできるお金が限られてしまうので、結婚しない人が増えてしまうのはある意味仕方のないことなのかもしれませんね。
自分にかけられるお金や時間が減ってしまう結婚に対して、今後きちんと考えなくていかないと、結婚の年齢は益々上がっていくことでしょう。