
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
縁結びと言えば出雲大社で、縁結びの神様として有名です。
近年は恋愛のパワースポットとしても人気で、とくに女性から大きな人気を集めています。
島根県出雲市の観光名所としても知られる出雲大社は、正式には「いずもおおやしろ」と読みます。
出雲大社に祀られている神様は大黒様として多くの人に馴染みが深く、日本が神によって作られたころ、神代からあると伝えられています。
縁結びは男女の縁だけでなく、人間関係などあらゆる人とのつながりのことを指し、大国主大神はまさしく日本を造った神です。
このことは日本書紀に書かれていて、国を造った後に現世を他の皇室に譲り、大国主大神は神事を治めることとなったのです。
出雲大社は神々の世界を治める神として日本中からの神が集まる場所として、毎年10月には全国から八百万の神々が集うと言われています。
神集いの話が広がることでさらに派生し、10月に出雲に集まった神々が人々の縁を話し合うという信仰が民衆の間に広まったのです。
元禄時代に井原西鶴が書いた世間胸算用には出雲は仲人の神という一文があり、縁結び信仰として確認できる最も古い記録になります。
出雲大社で参拝する際は、2礼2拍手1礼ではなく、2礼4拍手1礼がマナーです。
お賽銭の額は効果には関係がなく、大切なのは神様に対して真摯な気持ちでお祈りをすることです。
鳥居をくぐって神社に入るときは参道の真ん中を歩くのは避け、右か左によって歩くようにしましょう。