
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
世の中に存在するマナーと呼ばれるものの大抵は、もうすでに体系化されているので素直に従いましょう。
共通認識を得ているからこそのマナーであり、独自色を出したところで伝わらなければ意味がありません。
とりわけ冠婚葬祭に関しては厳しい人も多く、社会的評価を下げることにつながります。
結婚でお祝いをいただいた際にはお祝い返し、内祝いとも呼ばれますが、これを行うのがマナーです。
これは結婚に限った話ではなく、通常お祝いはもらいっぱなしということがありません。
とは言え、必ずしも何かを返さなければならないわけではなく、たとえば親同士が子供の入学祝い等での贈り物に対しては不要とされます。
さて、お祝い返しと聞いて半返しという言葉を思い出した方は経験があるのでしょう。
もらったものを金額に換算して、その半値程度のものを用意するという考えです。
きっちり半額にする必要はありませんし、たとえば自分よりも立場の低い人からのお祝いに対しては同程度の金額とするのがスマートです。
あまりに高額なお祝いは、それはお祝いの気持ちが強いので半額だとかえって失礼になる場合もあります。
結婚してすぐはバタバタして忙しいかもしれませんが、お祝い返しのタイミングにも注意しましょう。
早すぎず遅くならない時期、お祝いをいただいて1週間後から1ヶ月までを期間と考えると失敗せずに済みます。