
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
未婚よりも既婚者の方が、幸福度が高いという定説があります。
日本のある企業で行われた調査でも「独身よりも既婚者の方が、幸せを感じている人の割合が多い」、という結果が出ていますし、国際的にも同様な傾向があることがわかっています。
幸福度について話をする上で注目したいのが、幸福度に影響する因子についての調査結果です。
未婚の場合、「収入」や「仕事」、「友人との人間関係」といったことに、幸福度が影響されるという調査結果があります。
収入の安定や仕事へのやりがい、友達と楽しく過ごす時間を持てる…未婚の場合はそういったことで、幸せを感じる人が多いようです。
その一方で既婚の場合、調査データによると、幸福度に影響する項目として、「家族との人間関係」をあげる人が圧倒的に多いです。
既婚者にとって、家族が仲良く平和に暮らせることが、一番の幸せだと言えるでしょう。
また既婚者では「収入」や「仕事」といった因子を選んだ人が、未婚者に比べて明らかに少ないことが、この調査結果では特徴的です。
家族が無事に暮らせれば、お金や仕事はそこそこでも良いと考える人が多いということだと思います。
未婚より既婚のほうが幸せという傾向はあるかもしれませんが、結婚することで幸せの基準が変化することがわかりました。