
仲人の舘です。
せっかくお見合いまで漕ぎ着けたのに、お見合いでお断りされる、というパターンはよくあります。
それまで面識のなかった者同士という事を踏まえれば、わからなくもない話です。
どういった体裁のお見合いにしろ、ほとんどの方は初対面で臨まれることでしょう。
まぁ、それ以前にお見合いでは緊張してポカも結構目につくので、可能な限りミスをしないようにしたいものですね。
特に会話の内容は重要な査定ポイントにもなるので、うかつなネタ振りで場を凍りつかせないようにしましょう。
自己紹介は、どれだけお互いにプロフィールを見ていたとしても行うのが普通です。
ついつい自慢話に手を伸ばしたくなるのですが、経験上、これはどうもNGのようです。
初対面の相手の自慢話など聞きたくありませんし、真偽も確かめようがありません。
そう言って今度は卑屈になる方がいるのですが、これもNGです。
いきなり自分を下げて評価する人と、果たして結婚したいと相手が思うでしょうか。
会話の内容については、初対面だからと張り切っても仕方がないのでありきたりなものでも構わないでしょう。
いくつかテーマを設けてみると、会話を楽しみつつお相手に関する情報のより深い部分を引き出せます。
仕事とプライベートが大きなテーマとなり、最低限抑えておきたい部分ですね。
ただ、仕事の話と言っても、仕事のグチと給料の事には触れないでおきましょう。
お見合いの時点でそこまでの仲ではありませんし、年収はプロフィールから得ている情報です。
当然、結婚を意識した会話なので転勤の可能性や休日について聞いておくのは良いでしょう。