
仲人の舘です。
今更ながらではありますが、私は仲人ですから、人と人の間に入るのがお仕事。
もちろん、世の中すべての男女が伴侶を見つけ、常に二人三脚で歩んで行くのが一番の幸せだとも思っています。
ですが、時より、一人でぶらりと近場を歩きに行きたいなぁと思う事がありまして、機会があれば埼玉県の川越八幡宮へ行ってみたいと思っています。
この川越八幡宮には、かれこれもう10年位前からでしょうか、若い女性を中心に人気を集めている縁結びイチョウという大木が立っています。
1933年の暮れ、今の平成天皇陛下がお生まれに成ったのを記念して植樹された銀杏の木で、実は元々雄雌対に成っていたらしいのですが、これが凄いという評判なのです。
今や幹の直径が3メーターほどある太い1本のイチョウの木になっているということです。
どうやら成長の過程で次第に寄り添い合うようになり、いつしか一つの鞘に収まるような形になってしまったらしいんですね。
そう、正しく別々に生まれた男女が恋をし、結婚し、一つの家庭を築いたような夫婦の証みたいな木なのです。
そこで、今では、触ると良縁に恵まれる「縁結びイチョウ」として、地元のシンボル的存在になっています。
この木があるからこそ、川越八幡宮は恋愛祈願の出来るパワースポットなのです。
私も知らなかったのですが、最近は良縁祈願の絵馬やお守りもあって、日曜日の夕方には、ちょっとしたイベントもやっているそうです。
川越駅や本川越駅からも歩いて10分ほどのところですから、婚活中の方は是非、気分転換も兼ねて、訪ねてみられてはいかがでしょうか。