
仲人の舘です。
少子化がすっかり定着し、高齢化社会となるのが間違いないのがこれからの日本。
となると、やはり若者向けのビジネスより、中高年、特に熟年世代向けのビジネスが活発になるのは間違いないでしょう。
という事で、近頃はそんな50代以上の男女を対象に下シニア向け結婚相談所というのも増えつつあります。
確かに、人生80年と言われる半面、成人病の増加により、人生50年すら全う出来ずに亡くなる方も増えていますよね。
そうなると、妻や夫の亡き後、一人で老後を迎える寂しさや不安を抱えておられる方も増えている訳です。
また、若い頃には離婚して清々していたものの、ある程度の年齢になると、やっぱり連れ添う人が欲しいと思うようになる人も多いとみられます。
ですが、流石に50代や60代になると、遊びで男女交際は楽しめても、婚活という形では、自他共に恥ずかしいし、難しいという事になって来るでしょう。
そこで、シニア向けの結婚相談所が徐々に脚光を浴びるようになって来ているという訳ですね。
でも、こうした類いのビジネスは、私が思うに、かなり昔からあるのはありました。
所謂「お茶のみ友達探します!」というもので、恋愛だの婚活だのとは謳っていませんでしたが、男女の出会いの場やきっかけを提供していた事は確かです。
中には、茶飲み友達として知り合い、再婚に至った例も少なくはないのではないかと思います。
それが今、堂々と結婚相談所と名乗ってビジネス展開出来るようになったのは、それだけ熟年世代の考え方に柔軟性と明るさが出て来たという証拠であり、素晴らしい事ですね。
人は一人では生きて行けないのですから、幾つになっても伴侶探しをしてよいのではないでしょうか。