
はじめに:婚活がうまくいかない本当の理由
恋愛のプロ・仲人の舘です。
「結婚したい」と願いながらも、婚活が長引いてしまう女性にはある共通点があります。
条件が悪いわけでも、魅力が足りないわけでもありません。
実は問題は「出会いの姿勢」にあります。
私は結婚相談所の仲人として、数多くの30代・40代女性の婚活をサポートしてきました。
その経験から見えてきた“長引く人の特徴”と“改善すべき姿勢”を整理してお伝えします。
心理学的な理論ではなく、現場で培った知見に基づく実践的な視点です。
1. 条件ばかりを重視しすぎる姿勢
理想条件に固執するリスク
「年収は最低でも○○万円」「身長は○cm以上」「長男以外」など条件を並べすぎると、そもそも出会える母数が極端に減ります。
条件を重視すること自体は悪くありませんが、それだけでは実際の出会いの場で心が動く瞬間を見逃してしまいます。
条件では測れない「相性」
夫婦として一緒に生活するうえで大切なのは、会話のテンポや価値観のすり合わせです。
条件で相手をふるいにかけるのではなく、会ってからの「人柄」で判断する柔軟さを持つことが大切です。
2. 出会いを「ジャッジの場」と捉えてしまう
第一印象で切り捨てる危うさ
「写真と少し違った」「会話が盛り上がらなかった」と初回で判断を下し、二度目の機会を与えない方も少なくありません。
しかし、初対面は誰でも緊張します。
相手もまた、普段の自分を出しきれていない可能性があります。
「見極め」より「可能性を広げる」視点
出会いを「品定めの場」として捉えるのではなく、「相手の新しい一面を知る場」として受け止めることで、次につながるチャンスが広がります。
3. 自分をアピールする準備不足
自分の魅力を言葉にできていますか?
婚活が長引く方に多いのが「私は普通だから…」「特に強みはないです」という姿勢です。
ところが、相手からすれば“普通の中にある魅力”を知りたいものです。
婚活では「伝える力」が鍵
特別な実績や資格でなくても構いません。
「休日は料理をしている」「家族との時間を大事にしている」など、日常の積み重ねが人柄を表します。
自分をどう表現するか、その準備が不足していると出会いはなかなか進展しません。
4. 婚活を「受け身」で進めてしまう
相手任せの姿勢が続くと長期化する
「良い人がいれば結婚したい」という言葉の裏にあるのは、実は「自分から積極的に動きたくない」という心理です。
出会いの場で相手任せの姿勢だと、相手に熱意が伝わらず、次のステップに進みにくくなります。
自ら動く姿勢が未来を切り開く
連絡を待つのではなく自分からお礼を伝える、気になる相手に質問を投げかけるなど、小さな積極性が相手に安心感と好意を与えます。
5. 婚活を「短距離走」と勘違いしている
焦りが相手に伝わる
「今年中に絶対結婚したい」と期限を区切って追い込むと、相手は重さを感じやすくなります。
婚活はマラソンに近い性質を持っており、持続可能な姿勢が大切です。
中長期の視点で取り組む
焦らずに、でも惰性にもならず、一定のペースで出会いを重ねることが結果的に最短の成婚につながります。
仲人のサポートを受けながら、自分自身のペースを整えていくことが重要です。
仲人からのメッセージ:出会いの姿勢を整えることが成功の鍵
婚活が長引く女性に共通しているのは、外見や条件ではなく「出会いに臨む姿勢」です。
条件にこだわりすぎない、初対面で切り捨てない、自分を表現する準備を怠らない、積極的に動く、この4点を意識するだけで婚活の流れは大きく変わります。
仲人の舘の結婚相談所では、出会いの数を提供するだけでなく「出会い方の姿勢」を一緒に整えていくサポートを行っています。
婚活を単なる作業にせず、未来に向けた確実な一歩に変えるために、正しい姿勢で臨んでください。
まとめ:姿勢が変われば、婚活は動き出す
婚活の成果は環境や条件よりも、あなたの出会いへの向き合い方で決まります。
- 条件に縛られすぎない
- 初対面で結論を出さない
- 自分を伝える準備をする
- 受け身ではなく積極的に動く
この4つを意識すれば、停滞していた婚活が一歩ずつ前に進み始めます。
未来を変えるのは「姿勢の転換」です。
あなたが望む結婚は、その姿勢の中から現実になっていきます。