
はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相談所で日々多くの女性のご相談を受けていると、よく聞かれるのが「信頼できる男性とそうでない男性はどう見分ければよいのか」という問いです。
表面上は誠実そうに見えても、交際が進むと本性が見えてくることも少なくありません。
本記事では、心理学に頼らず実際の婚活現場で培った経験をもとに、30代~40代女性が安心してお相手を見極めるための具体的な視点をお伝えします。
第一印象だけに惑わされないこと
「優しそう」「清潔感がある」といった第一印象は大切ですが、それだけで信頼できるかどうかを判断するのは危険です。
実際に成婚した女性の多くは「最初の印象は普通だったが、誠実さを感じた」と語っています。
信頼性を見極めるには、初対面よりも継続的な態度や行動に注目する必要があります。
言葉と行動の一致を確認する
要注意な男性は、言葉では「真剣に考えている」と言いながら行動が伴わないことが多いです。
例えば約束を守らない、連絡が途切れがちになるなどです。
逆に信頼できる男性は、小さな約束や時間を守るといった日常的な行動で誠実さを示します。
言葉より行動を優先して観察する姿勢が大切です。
金銭感覚と将来設計の透明性
結婚生活においてお金の扱いは避けられないテーマです。
信頼できる男性は収入や支出について曖昧にせず、将来設計を共有しようとします。
一方で「収入をはぐらかす」「浪費が目立つ」といった態度は要注意です。
婚活の段階から金銭感覚に触れてみることで、長期的な安心感を得られるかを判断できます。
周囲との関係性に表れる人柄
男性が信頼できるかどうかは、相手が他人にどう接しているかを見ると分かりやすいです。
店員や仲間、家族に対して一貫して思いやりを持って接しているかどうかは、結婚後の人間関係にも直結します。
逆に外面だけ取り繕うタイプは、家庭内で態度が変わることがあるため注意が必要です。
急ぎすぎる男性には注意
婚活では「すぐ結婚したい」と強調する男性もいますが、短期間で結論を迫る場合は慎重になるべきです。
真剣さと同時に「焦り」や「不誠実な意図」が隠れているケースもあります。
信頼できる男性は、歩調を合わせつつも誠実に関係を築こうとします。
見極めのための実践的ステップ
- 観察期間を設ける:短期間で結論を出さず、複数回会う中での態度を比較する。
- 具体的な質問をする:仕事観、家庭観、将来設計を自然に聞き出してみる。
- 仲人や第三者に相談する:客観的視点から相手を評価してもらう。
- 自分の直感を大切にする:違和感を覚えた場合は無視せず大切にする。
まとめ
信頼できる男性を見分けるには、第一印象や言葉だけでなく、行動・金銭感覚・人間関係・将来設計といった具体的な要素を確認することが不可欠です。
婚活を進める中で「信頼できるかどうか」を軸に据えることで、結婚後の安定と安心につながります。
仲人として数多くのご縁を見届けてきた経験から言えるのは、誠実さは必ず行動に表れるということです。
焦らず、冷静に見極める目を養いましょう。