はじめに

恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相談所に入会される女性の中には、早い段階で理想の相手と出会い、スムーズに成婚される方がいます。
一方で、なかなかご縁に恵まれず、活動が長引いてしまう方もいます。
同じ相談所にいて、同じサポートを受けていても、この差はなぜ生まれるのでしょうか。

実は、「うまくいく女性」には活動初期から共通している“意識の持ち方”があります。
今回は、心理学的な分析ではなく、長年の仲人経験から見えてきた「結婚相談所でうまくいく女性が最初に意識している3つのこと」をお伝えします。

1. 「選ばれる」ではなく「選ぶ」視点を持っている

うまくいく女性は、結婚相談所での出会いを「評価される場」ではなく、「相手を見極める場」として捉えています。
この意識の違いが、活動のスタートから結果まで大きな差を生みます。

結婚相談所に入会したばかりの女性の多くが、「どうすれば好かれるか」「どう見られているか」を気にしすぎる傾向があります。
しかし、うまくいく女性は「私はどんな人と生きていきたいのか」という“主体的な視点”を持っています。
この姿勢が自然な魅力を生み出し、男性から「一緒にいて心地いい」と感じさせるのです。

例えば、お見合いの席で、相手の話を「評価される立場」として聞くのではなく、「この人の考え方は自分に合うだろうか」という視点で聞く。
そうすることで、緊張せずに自然体で話せるようになります。
結婚相談所の活動は、「自分を良く見せる場」ではなく、「自分に合う人を見つける場」。
この意識を持つだけで、婚活の質が一段階上がります。

2. 条件よりも「相性」を大切にしている

うまくいく女性ほど、「年収」「身長」「学歴」といった表面的な条件にとらわれません。
もちろん、条件は大切な基準のひとつです。
しかし、最終的に結婚生活を支えるのは“条件”ではなく“相性”です。

仲人として多くのカップルを見てきましたが、成婚する女性たちは共通して「条件よりも会話の心地よさ」を重視しています。
お見合いの後に「また話したい」と感じる相手こそ、相性が良い相手。
その直感を信じて行動できる女性は、出会いの中で自然に良縁をつかみます。

例えば、年収が希望より少し低くても、誠実で約束を守る男性なら、将来的に安心して生活できる可能性が高い。
逆に、条件が完璧でも、自分を尊重してくれない相手では幸せにはなれません。
「条件で選ぶ」婚活から「関係性で育てる」婚活に意識を変えることが、成婚への近道になります。

3. 仲人を「パートナー」として信頼している

婚活がうまくいく女性の特徴のひとつが、「仲人を信頼して活動している」ことです。
仲人は単なるサポート役ではなく、客観的な視点で“ご縁の方向性”を見極めるパートナーです。

活動が停滞する女性の多くは、「仲人に相談しづらい」「自分のペースでやりたい」と考え、独りで抱え込んでしまいます。
一方で、うまくいく女性は、迷った時にすぐ相談します。
その結果、的確なアドバイスを受け、軌道修正が早くできるのです。

例えば、お見合いがうまくいかなかった時、「何が悪かったんだろう」と一人で悩むのではなく、「どう受け止めたら次に生かせますか？」と仲人に質問する。
この姿勢が、婚活を前向きな学びに変えます。
結婚相談所の活動は、仲人と二人三脚で進めるもの。
信頼関係を築くことが、最短で幸せな結婚をつかむ鍵になります。

うまくいく女性に共通する「心の余裕」

この3つの意識に共通しているのは、「焦らない心の余裕」です。
焦りや不安が強いと、人は自分を必要以上によく見せようとしたり、相手の一言に過剰反応したりします。
しかし、うまくいく女性は、「私は私でいい」という自信を持っています。

婚活で大切なのは、自分を偽らず、誠実に人と向き合うこと。
「自分がどう見られるか」ではなく、「自分がどう感じるか」を軸に行動できる女性ほど、結果的に幸せな出会いを引き寄せます。

まとめ

結婚相談所でうまくいく女性は、特別なテクニックを使っているわけではありません。
彼女たちは、活動の初期から「意識の置き方」が違うのです。

1. 「選ばれる」ではなく「選ぶ」視点を持つ。
   
   
2. 条件よりも「相性」を大切にする。
   
   
3. 仲人を「パートナー」として信頼する。

この3つを意識するだけで、婚活の方向性は大きく変わります。
最初の意識が正しければ、出会いの数よりも「出会いの質」が上がります。
焦らず、誠実に、そして信頼を大切に。
その積み重ねが、あなたを幸せな結婚へと導いてくれるはずです。