はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活パーティーに参加する際、最初に男性の目に触れるのが「プロフィールカード」です。
会話のきっかけになり、第一印象を大きく左右する最重要アイテムです。
しかし、努力して書いているつもりでも、実は“逆効果”になっている女性が多いのも事実です。
今回は、心理学ではなく現場経験から導いた「選ばれるプロフの書き方」と“やってはいけない落とし穴”について解説します。
プロフィールカードは「自分の広告」
婚活パーティーにおいて、プロフィールカードは短時間で男性が判断する材料です。
そのため、ただ情報を書けば良いわけではありません。
あなたの魅力が伝わる“戦略的な設計”が必要になります。
例えば、
趣味欄は「読書」「映画」だけでは印象に残りません。
「歴史小説にハマっていて、最近は…」と少し具体的に。
男性が話を広げやすい形へ整えることが効果的です。
会話はプロフィールから生まれます。
会話が膨らむ書き方=選ばれる書き方です。
落とし穴① 書きすぎは魅力を下げる
多くの女性が「きちんと見られたい」という思いから、情報を詰め込みすぎます。
しかし、初対面で大量の情報を見せられると、男性は「重い」「隙がない」と感じてしまいます。
特にNGなのは以下のようなもの。
- 長文の自己PR
- 過去の恋愛や失敗談
- 結婚への強いプレッシャーを感じさせる内容
必要なのは「会って話したくなる余白」です。
すべてを伝えようとせず、“気になる女性”で止めることが重要です。
落とし穴② 無難すぎて記憶に残らない
「趣味:カフェ巡り」「休日:友達と買い物」
このように平均的な内容だけだと、男性の印象に残りません。
あなたの魅力が埋もれてしまいます。
そこで、少しだけ“あなたらしさ”を添えることが鍵となります。
例えば、
✕「カフェ巡り」
◎「自家焙煎のあるカフェ探し」
たった一言なのに、個性が伝わり、会話が発展します。
共通点が見つかるチャンスも広がります。
落とし穴③ 自信のなさがにじむ表現
控えめに書くクセがある女性は要注意です。
「特技…特にありません」
「平凡な生活ですが…」
謙遜は悪くありませんが、自己否定は魅力を削ります。
プロとして断言します。
どんな女性にもアピールポイントは必ずあります。
事実をそのまま、爽やかに伝えてください。
男性は“自分に合う明るい未来”を感じた女性と関係を進めます。
会話が生まれるプロフィールの書き方
ここからは、婚活の現場で成果を出してきた具体策を紹介します。
- 専門ワードを避ける
難しい言葉は会話を止めます。 - 「なぜ好き?」を書く
感情の理由が共感を生むからです。 - 小さなエピソードを添える
男性が質問しやすくなります。 - 読みやすいレイアウトを意識
丁寧さは性格の好印象に直結します。 - ポジティブな未来を示す
結婚相手としての安心感につながります。
たった数行でも、魅力を倍増させることができます。
男性が特に見ているポイント
婚活相談を年間1000件以上受ける中で見えてきた重要箇所は以下です。
- 「休日の過ごし方」→ 相性判断の最大項目
- 「家族構成」→ 結婚観のヒント
- 「喫煙/飲酒」→ 生活習慣の一致
- 「結婚希望時期」→ 真剣度の確認
この4点に整合性があり、無理のない自然な表現ができていれば、選ばれる確率は大きく上がります。
最後の一押しは「余白の作り方」
選ばれる女性は大胆ではありません。
控えめでも、ただ控えめなのではなく、
「会って話したくなる余白」を上手につくります。
この余白が男性の想像力を刺激し、「もっと知りたい」を生みます。
プロフィールカードは、未来を呼び込むための“演出”なのです。
まとめ
プロフィールカードは、最初に見られる「あなたの広告」。
情報を詰め込みすぎず、会話を広げる工夫を。
無難ではなく、あなたらしい一言を添える。
自信のなさを表現しない。
男性が注目する箇所は、相性と生活感。
余白を意識して“知りたくなる女性”になる。
現場の経験から断言できることは、
プロフィールが変われば、出会いの質は劇的に変わるということです。
婚活パーティーの成功は、準備段階で決まります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








