はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
マッチングアプリやオンライン婚活が主流となった今、「写真のクオリティ」が出会いの質そのものを左右します。
プロフィール文をどれだけ工夫しても、最初に判断されるのは写真です。
そして、写真の“何が”評価を決めているのかは、心理学的テクニックではなく「婚活の現場で実際に見てきた結果」に明確な傾向があります。
今回は、その経験から導いた“いいねが増える写真と減る写真の決定的な差”について詳しく解説します。
嫌われるわけではないのに「選ばれない写真」の特徴
婚活写真には、本人の魅力ではなく“伝わり方の問題”で損をしているケースが多くあります。
特に30代〜40代の女性は、落ち着きや品の良さを兼ね備えているにもかかわらず、写真の撮り方ひとつで「大人しすぎる」「距離を感じる」と誤解されやすいのが特徴です。
例えば、
- 背景に生活感がある
- 姿勢が硬く見える
- 表情が無表情に近い
- 角度が悪くて顔が強調されすぎる
- 暗い室内で撮影している
これらは多くの女性に起きている“意図しないミス”です。
さらに、婚活男性は「清潔感」と「雰囲気の良さ」を最重視する傾向があります。
そのため、本人の美しさよりも、写真全体の印象がマッチング率に直結します。
いいねが増える写真の3大原則
- 光
写真の印象を決める最重要要素は“光”です。
自然光が当たる場所で撮ると肌の質感が自然になり、表情が柔らかく見えます。
【仲人として実感している事実】
・自然光 → マッチング率が1.5〜2倍に上がるケース多数
・暗い室内 → 実年齢より上に見られる傾向が強い
撮影場所はカフェの窓際、公園、白背景の屋外などが最適です。 - 距離感
「近すぎる」写真は圧迫感を与え、「遠すぎる」写真は情報不足になります。
上半身が写る“胸あたり〜少し上のカット”が最も好印象です。
また、目線の位置も重要です。
少しだけ上から撮る角度は、表情を柔らかく見せ、清潔感が強調されます。 - 清潔感のあるシンプルさ
過度な加工や盛り過ぎは、逆に“信用できない写真”になります。
自然な明るさ、ナチュラルなメイク、無地のトップス。
このシンプルさが、最も「この人に会ってみたい」と思われる要素を引き出します。
「減る写真」がやりがちなNGポイント
- 加工のしすぎ
滑らかすぎる肌、極端に細く見える体型は、男性側が不信感を持ちやすい部分です。
結婚相談所の現場では、加工が強い写真ほど“実物が違う”というギャップが発生し、初回で終了する確率が高くなります。 - 背景の生活感
洗濯物、散らかった部屋、暗い照明。
あなた自身よりも背景が目に入ってしまい、印象が下がります。 - 笑顔がない
無表情は「緊張」「不安」「不機嫌」など、不要な想像を与えてしまいます。
控えめな微笑みでも十分です。 - 集合写真の切り抜き
コスパ重視でやりがちですが、切り抜きである時点で印象が弱くなります。
婚活では“一枚の写真にあなたの印象をすべて載せる”意識が必要です。
実際の婚活現場で起きた“写真改善のビフォーアフター”
- ケース1:暗い室内 → カフェの窓際へ印象が一気に明るくなり、いいね数が3倍に増加。
自然光の効果は絶大です。 - ケース2:無表情 → 目だけ笑う微笑みに変更
男性からのコメント付きいいねが増え、会ってみたい理由の多くが「優しそう」「話しやすそう」に変化。 - ケース3:背景が雑然 → 白背景+ナチュラルメイク
大人の女性らしい気品が強調され、40代女性でも20代に引けを取らない反応を獲得。
会員様の成功例の多くは、「写りの良し悪し」ではなく、「伝わり方の最適化」がポイントです。
仲人が推奨する“自撮りではなく他撮り”の理由
自撮りには必ず“レンズと顔の距離が不自然になる”問題があります。
顔が強調されすぎたり、目線が下向きになりやすく、婚活写真には不向きです。
他撮りの場合、
- 自然な姿勢
- 自然な距離感
- 自然な笑顔
これらが出やすいため、圧倒的に好印象になります。
撮影者は友人でもプロでもOKですが、
“あなたを可愛く撮ろうとしてくれる人”
であることが成功の条件です。
まとめ
写真は「美しさ」を競う場ではなく、「会ってみたい人」に見せるためのものです。
いいねが増える写真は、特別なテクニックではなく、
光・距離・清潔感
この3つを押さえているだけです。
婚活はプロフィール写真が“第一関門”です。
あなたの魅力を正しく伝えるために、写真を見直すことは最も費用対効果の高い投資になります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








