はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活をしている30代~40代の女性から、最も多く聞く言葉の一つが「なかなか良い人に出会えません」です。
- プロフィールを見てもピンとこない
- 会ってみても決め手がない
そう感じながら時間だけが過ぎていく。
この状態に共通しているのは、本人が気づかないうちに「条件の幅」を極端に狭めてしまっている点です。
実は、条件を大きく変えなくても、ほんの少し広げるだけで出会いの数も質も一気に変わります。
条件が厳しくなるのは自然な流れ
年齢を重ねるほど、人生経験は増えます。
成功も失敗も経験し、自分なりの基準が明確になります。
それ自体は悪いことではありません。
問題は、その基準が「過去の延長線」で固定されてしまうことです。
例えば、過去に合わなかった相手の特徴を避けるあまり、似た要素を持つ人すべてを無意識に除外してしまう。
これは現場で非常によく見られる現象です。
結果として、出会いの母数が減り、「良い人がいない」という結論に至ります。
条件を変えるのではなく幅を持たせる
ここで誤解してほしくないのは、「条件を下げましょう」という話ではないことです。
大切なのは、条件に幅を持たせることです。
- 例えば、年齢差を「±2歳」から「±5歳」にする
- 職業を特定の業界に限定せず、「安定した働き方」という表現に変える
これだけで、候補となる人数は大きく変わります。
条件の本質を見直すことで、無理なく出会いの幅を広げることができます。
現場で見てきた変化の瞬間
仲人として多くの成婚を見てきましたが、出会いが動き出す瞬間には共通点があります。
それは、本人が「少しだけ考え方を変えた時」です。
例えば、「長男は避けたい」と言っていた女性が、「家族との距離感を確認してから判断する」に変えた。
その結果、今まで見えていなかった相手と交際が始まりました。
条件を外したのではありません。
判断の順番を変えただけです。
条件が多いほど判断は雑になる
条件が多いと、選別は楽になるように見えます。
しかし実際には、判断は雑になります。
チェックリスト的に合否を決めるため、人としての相性を見る前に除外してしまうのです。
結婚は生活です。
条件がすべて満たされていても、会話が噛み合わなければ続きません。
逆に、条件の一部が想定外でも、安心感や信頼感があれば関係は深まります。
30代~40代女性が見落としやすい視点
この年代の女性は、自立している方が多く、「一人でも生きていける」現実を知っています。
だからこそ、結婚相手に求める条件が「減点方式」になりがちです。
欠点を探し、リスクを避ける。
これは合理的ですが、出会いの入口では不利に働きます。
条件の幅を少し広げるとは、「完璧を求めない」ということではありません。
優先順位を明確にする、ということです。
仲人が条件整理を重視する理由
仲人の仕事の一つは、条件を増やすことではなく、整理することです。
- 本当に譲れない条件は何か
- 後から調整できる条件は何か
この仕分けができると、婚活は一気に楽になります。
心理学的な分析よりも、実際の結婚生活で問題になりやすい点を基に助言します。
経験から導かれた現実的な視点です。
条件を広げた先にあるもの
条件を少し広げると、出会いの数が増えます。
出会いが増えると、比較ではなく「納得」で選べるようになります。
この変化は非常に大きいです。
「選ばなければならない婚活」から、「選びたい婚活」に変わるからです。
結果として、交際の質も成婚の確率も高まります。
まとめ
条件の幅を少し広げるだけで、出会いは確実に増えます。
それは妥協ではなく、視野を広げるという選択です。
30代~40代の婚活では、条件の厳しさよりも、判断の柔軟さが結果を左右します。
出会いが止まっていると感じたら、条件そのものではなく、その使い方を見直してみてください。
婚活は、考え方一つで流れが変わります。










恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








